切り干し大根は生でも食べれる?サラダでの楽しみ方と戻し汁の活用法

切り干し大根は、煮物や炒め物など様々な料理に使えて長期保存も効くので便利ですよねー(★^O^★)
我が家でもオーソドックスなきんぴらはもちろん、鍋の具材にしたり肉じゃがに入れたりと大活躍!

そんな便利な食材『切り干し大根』ですが、生でも食べられるかどうか気になりますよね

炒めたり煮たりという調理が必要になるとちょっと面倒ですが、水に戻すだけで食べることができたらとっても便利ですよねー( *´艸`)

譲葉
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そこで今回は、切り干し大根は生でも食べることができるのか、調べてみました!

この記事を最後まで読むと次のことがわかります
  • 切り干し大根は生でも食べられるのか?
  • 生で食べたいときにおススメ!切り干し大根サラダの楽しみ方
  • 栄養満点!切り干し大根の『戻し汁』の活用方法
  • 手間が省けて便利!切り干し大根の冷凍保存の仕方

 切り干し大根は生で食べられる!シャキシャキ食感を楽しもう

譲葉
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結論から言うと、切り干し大根は生でも食べることができます!

もともと大根は生で食べられる野菜なので、乾燥させた切り干し大根も生で食べることができます。
水で戻しただけの切り干し大根は、水を切り、そのままサラダなどに活用できます。加熱しない切り干し大根は煮物とは違いシャキシャキとした歯ごたえがあり、食べ応えバッチリです。

 
 

切り干し大根をサラダで食べたいけど生のままはちょっと心配だな…

ただ「生で食べるのは少し心配・・・」という方もいるかと思います。
そんなときは、水戻しした切り干し大根を沸騰したお湯でサッと茹でることをオススメします。軽く湯通しさせれば、シャキシャキ食感は残り、かつ安心して食べることができますよー(*’▽’)

茹でた切り干し大根は、酢やポン酢などでさっぱりと食べるのもおいしいですよ。また、マヨネーズやドレッシングなどで和えても美味しくいただけます。

譲葉
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切り干し大根は生で食べることができます!
ドレッシングや具材をいろいろ組み合わせて試してみてね。

生で食べたいときにおススメ!切り干し大根サラダの楽しみ方

切り干し大根をいざサラダで食べようと思った時に、どんな調味料やドレッシングが合うのか、どんなに具材と一緒にサラダにしたらいいか迷ってしまいますよねー(´・ω・)

譲葉
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そこでみんながどんな味付けで切り干し大根をサラダで楽しんでいるのか、リサーチしてみました!

 

◆ 切り干し大根の胡麻マヨサラダ ◆
すりごまとマヨネーズを使用したごま風味の和風サラダです。ごまとマヨネーズの組み合わせで子供も好きな味わいになります。アクセントにお醤油と顆粒だしを少し加えるとより和風っぽく仕上がりますよ♪

◆切り干し大根とツナの塩昆布サラダ ◆
ツナ缶と塩昆布を使用したサラダです。ツナ缶のオイルにはうまみがたっぷり含まれているのでオイルごと混ぜ込んでしまってもとっても美味しく食べられます。鶏ガラスープの素で味付けすると無限に食べられちゃいますよー(*’▽’)
ツナの臭みが気になるときはレモン汁を加えるとさっぱり食べられます。

◆ 切り干し大根の中華サラダ ◆
オイスターソースと醤油、砂糖、お酢、ごま油などの調味料で味付けしたサラダです。きゅうりや人参などと一緒にサラダにすると絶品です。鷹の爪を一緒に混ぜ込むとピリッとした辛みがアクセントになりますよ!

◆ 切り干し大根の柚子ポン酢サラダ ◆
ポン酢と柚子胡椒を混ぜ合わせたドレッシングで食べるレシピです。さっぱりと食べられるので、濃い味のお料理の箸休めにもピッタリです。鶏ささみやカイワレ大根などを加えると美味しいですよー!(^^)!

譲葉
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マヨネーズにオイスターソース、ポン酢、ツナや塩昆布など結構なんにでも合うので色々試して楽しみましょー(*^-^*)

切り干し大根の作られ方と種類

切り干し大根とは、大根を細長く切って乾燥させた食品です。
名前の通り『切ってから干した大根』ですね。

東日本では「切り干し大根」と呼ばれることが多いですが、西日本では「せん切り大根」とも呼ばれます。
また、京都では「軒しのぶ(のきしのぶ)」と呼ばれることもあるとのことです。

切り干し大根は長期保存食

切り干し大根は、主に大根の旬である秋から冬にかけて作られます。作り方は、細切りにした大根を天日干しにする、という基本これだけです。

天日干しにするときの気温が低ければ低いほど良質な切り干し大根に仕上がるとのことです。水分を飛ばし乾物にするため、普通の大根よりも長持ちし、常温保存(夏場以外)も可能です。

切り干し大根の種類

切り干し大根には、いくつかの種類があります。

◆ 割り干し大根 ◆
大根を縦に切って乾燥させたもので、「太割」や「細割」という太さの違いで分類されます。 さらに、口に入れやすい大きさに刻んだ割干し大根や、花のように細かくカットした「花切り大根」もあります。千切り大根とは異なる食感が楽しめ、漬け物や煮物などに用いられます。

◆ ゆで干し大根 ◆
大根を細長く切って湯で茹で、冷たい風に当てて乾かして作るのが「ゆで干し大根」です。
美しいキャラメル色と柔らかな噛みごたえが特徴で、煮物や汁物などに用いられます。

◆ 凍み大根・寒干し大根 ◆
凍み大根や寒干し大根は、冬に多くの雪が積もる、主に東北地方で作られる切り干し大根です。
雪の下で育った大根を下茹でしてから乾燥させる切り干し大根となります。
真冬の軒下につるすことで『夜は凍り、日中に融ける』を繰り返すことでしっかり乾燥するとのことです。

◆ 平切り(たんざく)大根 ◆
大根を薄く細長く切って乾燥させた「平切り大根」は、「たんざく大根」とも言われ、ふわふわとした形で繊細な噛みごたえが楽しめる干し大根です。

◆ 千切り大根 ◆
大根を千切りにして乾燥させた「千切り大根(切り干し大根)」は、水に戻すのが簡単で、便利な干し大根の王道です。

切り干し大根の水戻しの方法と戻し汁の活用法

 
 

切り干し大根使ってみようと思って買ったんだけど、どれぐらいの水で何分くらい戻すの?正しいやり方ってあるー?

切り干し大根は長期保存がきいて常温保存できるので、おうちにストックしている方も多いですよね(*^-^*)
でも間違った戻し方をしてしまうとせっかくの食感や旨味が損なわれてしまう可能性もあります。

また、切り干し大根を戻した時の『戻し汁』には栄養がたくさん含まれているので、そのまま捨てるのは実はとてももったいないんです(; ・`д・´)

譲葉
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切り干し大根の戻し方と、戻し汁の活用方法を調べてまとめてみたよー!

切り干し大根の戻し方

切り干し大根の汚れを落とす

切り干し大根を適量ざるに開け、ほぐしながらサッと水洗いします

水洗いする

水を変えながら2~3回しっかりと水で揉み洗いし、水けを絞ります

水に浸して戻す

切り干し大根をボールに入れ、水またはぬるま湯で戻します。
水の量は切り干し大根の3~4倍、戻す時間の目安はサラダで食べる場合は15分から20分程度、火を通して調理する場合は10分程度が目安です。

譲葉
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戻す際の水の量や給水時間はあくまで目安です!
種類によっても多少異なるので、購入時の袋に書かれている戻し方を参考にしよう!

切り干し大根を戻す際のポイント

◆ 水で戻す前に必ず洗って汚れを落とす ◆

切り干し大根は水に浸す前にしっかりと洗って汚れを落としましょう。
最初に軽く水で洗ってから、手で揉むようにして土や臭みを落とすのがポイントです。
手でこすり合わせるようにして、水を2~3回入れ替えて洗いましょう。ここで洗うのが不十分だと、煮物に入れて煮るときに乾物の匂いが出てきてしまいます。

◆ 戻すときはたっぷりの水で戻す ◆

切り干し大根を含む多くの乾物は、水の量が少ないと十分に戻りません。
そのまま煮物にすると、味がしみこまず、ふわふわとした食感にならないこともあります。
切り干し大根を戻すときは、たっぷりの水で戻すようにしましょう。

◆ 水に長くつけすぎない ◆
切り干し大根は長く水に浸けすぎると、食感や風味が損なわれます。
短すぎてもいけませんが、煮物にする際の煮崩れの原因にもなってしまうので、長すぎる吸水は控えたほうが良さそうです。

切り干し大根の『戻し汁』も活用しよう!

切り干し大根を戻した水(戻し汁)には
・カリウムやカルシウムなどのミネラル
・ビタミンB1や葉酸などの水溶性ビタミン

などの水溶性の栄養素が大量に溶け込んでします。

カリウムは体の水分のバランスを整える働きがあり、むくみを解消したり血圧を低くしたりすると言われています。日本人は塩分の過剰摂取による高血圧の予防のために、カリウムをたくさん摂ることが勧められています。

カルシウムは、骨や歯の材料となる重要な栄養素です。カルシウムが足りないと骨が弱くなり骨折しやすくなる「骨粗鬆症」の危険が増す他、高血圧などの生活習慣病の危険を上げる可能性があると言われています。

ビタミンB1はエネルギーを生み出すのに必要なビタミンで、葉酸は赤血球を作ったり胎児の成長に関係するビタミンです。これらの栄養素は私たちの体にとって必要なものなので、切り干し大根の戻し汁は素もまま捨ててしまうのはもったいないですね。

切り干し大根の戻し汁は『煮物の煮汁』にするか『お味噌汁』などに活用すると無駄がありません。戻し汁の色は薄い茶色ですが、味はやや甘味が付き香りは強くないので、お味噌汁に使ってもほぼ色や味、風味は変わりません。むしろまろやかになりますね。

譲葉
譲葉

切り干し大根の戻し汁には栄養がいっぱい含まれているよ!
煮物やお味噌汁に活用してみよう(*^-^*)

切り干し大根は冷凍保存もできる!

切り干し大根は乾物なので長期保存が可能な食品です。
そんな切り干し大根の保存期間は3~6カ月ほどなので、乾物の中では意外と短めかもしれませんね。
また、特に夏場など暑い季節は変色が進んだり、匂ってきたりするため、品質劣化を防ぐためにも開封したら冷蔵保存を心がけたほうが良さそうです。

切り干し大根は水戻ししてから冷凍保存することもできます。水で戻し、水気をしっかり切ってから冷凍用保存袋に入れ冷凍します。水戻ししてから冷凍保存すれば、凍ったままの状態で味噌汁などの料理に使用できるので楽チンですよー

譲葉
譲葉

切り干し大根は水で戻した状態でも、煮物にした状態でも冷凍保存できます!
やり方をまとめてみたよー(*^-^*)

切り干し大根を水で戻した状態で冷凍する方法

切り干し大根を水に戻した状態で冷凍する方法です。
サラダや炒め物などにも使えるので、いろんな用途に使いたいときに便利です!
煮物や鍋物だと凍ったまま煮てしまえばOKなのでラクチンですね(^-^)

切り干し大根を水で戻した状態で冷凍する方法は、以下のように行います。

切り干し大根を水で戻す

切り干し大根を水で戻す。パッケージに記載されている戻し方と戻し時間に従ってください。一般的には、水につけて20分ほどで戻ります。

水気を切る

切り干し大根が戻ったら水気を切ります。戻った切り干し大根をペーパータオルで包んで、手でしっかりと水気を絞ります。ペーパータオルが水分を吸収してくれるので、水気がよく切れます。

小分けにする

切り干し大根は、使う分量ごとにラップで包みます。空気が入らないようにぴったりと包むことが大切です。

冷凍用保存袋に入れる

ラップで包んだ切り干し大根を、ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れます。空気を抜いてから口を閉じます。

冷凍庫に入れる

切り干し大根を入れた保存袋を、金属製のトレイにのせて冷凍庫に入れます。金属製のトレイは熱伝導が良いので、急速冷凍になります。

冷凍した切り干し大根は、約1ヶ月間保存できます。解凍するときは、電子レンジで解凍することもできますが、切り干し大根の匂いが強くなることがあるので、注意してくださいね。

切り干し大根を煮物の状態で冷凍する方法

切り干し大根は煮物にした状態でも冷凍することが可能です。
解凍してすぐに食べることができますし、凍ったままお弁当に入れても食べるころに解凍されます!

切り干し大根を煮物の状態で冷凍する方法は、以下のように行います。

切り干し大根を煮物にする

切り干し大根は水で戻してから、油揚げやにんじんなどと一緒に砂糖、醤油、みりん、だしで煮ます。煮汁がなくなるまで煮詰めると、味がしっかり染み込みます。

粗熱をとる

粗熱をとる。煮物ができたら、火を止めて粗熱をとっておきます。熱いうちに冷凍すると、冷凍庫の温度が上がって他の食品に影響が出る可能性があります。

小分けにする

煮物は食べる分量ずつラップやお弁当カップに入れて小分けにします。お弁当カップに入れる場合は、シリコンカップがおすすめです。シリコンカップは電子レンジにも耐えられるので、解凍してからそのまま温めることができます。

冷凍用の保存袋や保存容器に入れて冷凍庫へ

ラップで包んだ煮物は、ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れて空気を抜いてから冷凍します。お弁当カップに入れた煮物は、ジッパー付きの冷凍用保存袋に平らに入れるか、冷凍用保存容器に並べ入れて冷凍します。どちらの場合も空気を抜くことが大切です。切り干し大根を入れた保存袋や保存容器を金属トレイにのせて冷凍庫に入れると、急速冷凍になります。

冷凍した切り干し大根の煮物は、約1ヶ月間保存できます。
解凍するときは、冷蔵庫に移して自然解凍するか、電子レンジで加熱して食べましょう!

切り干し大根を冷凍するときの注意点と保存期間

 切り干し大根を冷凍するときには、いくつかの注意点があります。

◆ 空気に触れないように保存する ◆
切り干し大根は空気に触れると酸化して劣化するので、空気に触れないように保存することが重要です。
ジッパー付きの冷凍用保存袋や密閉できる冷凍用保存容器を使って、空気をしっかりと抜いてください。また、熱いまま冷凍すると、冷凍庫の温度が上がって他の食品に影響が出る可能性があります。粗熱をとってから冷凍するようにしましょう。

◆ 急速冷凍がおすすめ ◆
切り干し大根を急速冷凍することがおすすめです。急速冷凍とは、食品を-18℃以下の低温で素早く冷凍することです。
急速冷凍すると、食品の細胞が破壊されにくく、水分や旨味が逃げにくくなります。

家庭用の冷凍庫では、金属製のトレイを使って切り干し大根を冷凍すると、急速冷凍に近い効果が得られます。冷蔵庫に急速冷凍機能がついている場合は、それを利用するとよいでしょう。

◆ 冷凍保存できる期間は1か月が目安 ◆
切り干し大根は、冷凍することで長期保存できますが、無限に保存できるわけではありません。
冷凍した切り干し大根は、約1ヶ月間が目安です。

保存期間が長くなると、風味や食感が落ちたり、冷凍焼けという現象が起きたりする可能性があります。冷凍焼けとは、冷凍食品の表面に白い粉状のものが付着することです。これは、冷凍中に水分が蒸発して結晶化したもので、食品の乾燥や酸化を引き起こします。冷凍した切り干し大根は、なるべく早く使い切ることをおすすめします。

譲葉
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切り干し大根は冷凍すると時短になって便利!
時間がある時にたくさん作って冷凍しておこー( *´艸`)

切り干し大根は生でも煮ても炒めても美味しい!

今回の記事では
・切り干し大根は生でも食べられるのか?
・切り干し大根サラダの楽しみ方と戻し汁の活用方法
・切り干し大根の冷凍方法

についてお伝えしてきました!

譲葉
譲葉

切り干し大根は生でも加熱しても美味しく食べることができます!
栄養価も高いので、いろんな料理に活用しましょー(*’▽’)

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