XO醤は何かで代用できる?代わりになる調味料と使い方

干しえびや干し貝柱、魚などの旨味がギュッと詰まって、ほんの少量入れるだけで本格的な中華料理に早変わりする万能調味料XO醤。

ちょっぴりお高目な調味料なので、残念ながら我が家では常備していません(笑)
でも、美味しそうなレシピにXO醤が使用されていたら、何かで代用できないかなって考えちゃいますよね~。

譲葉
譲葉

自宅にある調味料でXO醤の代用品になりそうなものはないか、調べてみました!

この記事を最後まで読むと次のことがわかります
  • XO醤の代用になりそうな調味料
  • 代用になる調味料の使い方
  • 『醤』がつく調味料、XO醤・コチュジャン・豆板醤・甜麺醤の違い

牡蠣がベースの『オイスターソース』で代用する

オイスターソースは、中華料理やアジア料理に広く使われている調味料で、主に牡蠣のエキスをベースにしています。XO醤が手元にないとき、オイスターソースを代用として利用するのが一番手軽で味わいが似ています

そのまま使う方法

XO醤と同じく、オイスターソースをそのまま利用することで、深い味わいと旨味を得ることができます。料理の仕上げに適量を加え、良い風味を楽しんでみてください。

干しエビや干し貝柱を加える

XO醤の特徴的な香りや風味を再現するために、オイスターソースに干しエビや干し貝柱を加えると良いでしょう。これにより、XO醤に近いコクと風味が得られます。

オイスターソースと甜面醤を組み合わせて使う

甜麺醤は、中華料理でよく使用される調味料で赤褐色でコクと甘味のある味噌です。

オイスターソース単体でもXO醤に近い味わいが楽しめますが、甜面醤との組み合わせもおすすめです。甜面醤の甘みがアクセントとなり、より奥深い味わいを生み出します。

譲葉
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XO醤が手元にない時は、オイスターソースを代用にするのが
一番手軽で本格的な味わいを楽しめそうです!

辛さが欲しい時は『コチュジャン』を加えてみる

コチュジャンは韓国の唐辛子ペーストで、辛味と深い旨味を加えることができます。

XO醤の辛さが欲しいけれど手元にない場合、コチュジャンを代用として入れると、辛さとコクを強化した味付けを楽しむことができます。

コチュジャンは少量から徐々に加えよう

コチュジャンの辛さは個人の好みにより異なるため、少量から徐々に加えながら味を調整しましょう。料理全体に均等に馴染むように混ぜ合わせます。

醤油やみりんとの組み合わせもうまみを引き立てる

コチュジャン単体だけでなく、醤油やみりんなどの調味料と組み合わせることで、より豊かな味わいが楽しめます。バランスを考えながら調理することがポイントです。

代用にコチュジャンを使用するときのおすすめレシピ

コチュジャンをXO醤の代用として使用するときは
・マリネ
・ソースやドレッシングにプラス

という使い方がおすすめです!

◆マリネに活用する
コチュジャンはマリネ液の隠し味として最適です。
食材とよく絡めてから調理することで、風味豊かな料理が完成します。

◆ソースやドレッシングに加える
ソースやドレッシングにコチュジャンをプラスすることで、普段の料理が一気にアップグレードされます。
サラダや麺類にも試してみてください。

譲葉
譲葉

XO醤の代用として辛さが欲しい時は
コチュジャンを試してみるととよさそうです!

炒め物で辛さが欲しい時は『豆板醤』を入れるのがおすすめ!

XO醤の代用として、辛さが欲しい時で炒め物など火を通すときには豆板醤を使用するのがおすすめです。

コチュジャンと豆板醤の違い

コチュジャンは、朝鮮半島が発祥となる辛みと甘みのある味噌です。米やもち米を麹で糖化させ、唐辛子を加えて熟成させた発酵調味料です。
糖分を含んでいるので、炒めると焦げてしまいます。もし炒める場合は、具材に火が通ってから加えのがベター。

豆板醤は中国が発祥となる辛みの強い味噌です。そら豆に大豆やごま油、唐辛子の塩漬けなどを加えた発酵調味料です。強い辛味と塩気が特徴的で、料理に加えると刺激的な味わいになります。
加熱することで香りが立つため、はじめに豆板醤を炒めてから具材を加えると、より豆板醤の風味が楽しめます。

代用に豆板醤を使用するときのおすすめレシピ

コチュジャンをXO醤の代用として使用するときは
・麺料理
・肉料理の下味

という使い方がおすすめです!

◆麺料理にトッピング
中華麺やラーメンに豆板醤をトッピングすることで、一気にアジア風の味わいが広がります。
具材とよく絡めて食べると美味しいです。

◆肉料理の下味に活用
豆板醤は肉料理の下味としても優れています。
鶏肉や豚肉などの肉に塗り込んでから焼くと、深い味わいが楽しめます。

譲葉
譲葉

炒め物で辛さが欲しい時のXO醤の代用として入れるなら
豆板醤がよさそうですね!

TIPs:XO醤とコチュジャン・豆板醤・甜麺醤の違い

中華料理のレシピによく登場する、「豆板醤」「甜麺醤」「コチュジャン」「XO醤」などジャンのつく調味料が多いですが、具体的な違いってよく分からないですよねー。

譲葉
譲葉

気になったので、調味料それぞれにどんな違いや特徴があるのか調べてみました!

XO醤の特徴

XO醤は、1980年代に香港で誕生した調味料で、ブランデーの最高級品に使われる「XO」の名を冠しています。主にエビや貝柱などの海産物を主原料にし、金華ハムやエシャロット、海老のたまごなどさまざまな食材がブレンドされています。その結果、深い味わいと辛味が特徴で、中華料理に深みを与えるのに適しています。

原材料:干しエビや干し貝柱などの乾物に生姜・唐辛子・ニンニクなどで味付けしたもの

特徴:少し辛みの効いたコクのある風味で、凝縮された旨味を感じる

向いている料理:炒飯・サラダ・野菜炒め・おかゆ・スープ

甜麺醤の特徴

甜面醤は、甘くて濃厚な味わいが特徴の中華の調味料です。黒豆や小麦を原料としており、砂糖で甘みをつけています。主に麻婆豆腐や炒め物、焼きそばなどの料理に使われ、甘味が料理全体に広がります。
なお、甜麺醤には辛味はほとんどありません。

主な原材料:小麦(日本では味噌や醤油をメインに作成されています)

特徴:中華の甘味噌と呼ばれていて、辛味はほとんどない。熱を加えることで、強い香りとコク・甘みが増す。加工せずにそのままでも食べれる

向いている料理:生野菜のディップソース・回鍋肉・麻婆豆腐・ジャージャー麺

コチュジャンの特徴

コチュジャンは米やもち米に麹・粉唐辛子などを合わせて発酵させた韓国の味噌で、旨みと甘みが調和したマイルドな辛みが特徴です。

糖分が含まれていて、炒めると焦げやすいので具材に火が通ってから加えるといいでしょう。

原材料:もち米に粉唐辛子などを混ぜて発酵させたもの

特徴:辛いだけでなく甘みや粘り気があるのが特徴

向いている料理:ビビンバ・焼肉の薬味・唐揚げの下味

豆板醤の特徴

豆板醤は中国が発祥の発酵調味料で、塩辛さと酸味のある辛みの強い調味料です。油で熱することで風味が増します。四川料理には必ずと言っていいほど使われている定番の調味料です。

原材料:そら豆を麹につけて発酵させたものに唐辛子などを混ぜて熟成させた調味料

特徴:加熱すると強く香りが出るので、炒め物に使用するときは先に豆板醤を油でいためるのがおすすめ

向いている料理:麻婆豆腐・エビチリ・棒棒鶏・担々麺

XO醤の代用調味料は『オイスターソース』が一番よさそう!

今回の記事では
・XO醤の代用になりそうな調味料
・代用になる調味料の使い方
・『醤』がつく調味料、XO醤・コチュジャン・豆板醤・甜麺醤の違い

についてお伝えしてきました!

譲葉
譲葉

XO醤の代用として使うなら、オイスターソースが一番お手軽です!
用途に合わせて、コチュジャン・豆板醤・甜麺醤も使い分けるとさらに美味しくなりそうですね!

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