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パイシートはそのまま焼くとどうなる?解凍せずに焼いた場合に起こることと、正しい解凍方法

冷凍パイシートは、家庭で簡単にサクサクのパイを作れる便利な食材ですですよね。

ただ、解凍に手間や時間がかかることから「パイシートをそのまま焼くとどうなるの?」と疑問に思ったことがある方もいますよね。

結論からお伝えすると、冷凍のパイシートを解凍せずにそのまま焼くと、均等に膨らまなかったり形がいびつになったりすることが多いので、アップルパイやキッシュなどを作る時には解凍してから使用するのがおすすめです。


この記事では、パイシートを解凍せずにそのまま焼いた場合に起こることや、上手に扱うためのコツ、さらにパイシートを使ったおすすめのメニューまで幅広くご紹介します。

パイ作り初心者の方も安心して取り組めるよう、解凍方法や焼き上げ方のポイントを丁寧に解説しています。
冷凍パイシートには手軽で美味しいレシピがたくさんありますので、ぜひ試してみてくださいね。

譲葉
譲葉

冷凍パイシートを解凍せずにそのまま焼くとどうなるか、調べてみました!

この記事を最後まで読むと次のことがわかります
  • 冷凍パイシートを解凍せずにそのまま焼いた場合におこること
  • 冷凍パイシートの正しい解凍方法
  • 自分に合った冷凍パイシートの選び方
  • パイシートをサクサクに焼き上げるコツ
  • パイシートを使用したおすすめメニュー
  • 使いやすくておすすめの冷凍パイシート4選

ポットパイが簡単に作れる!

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冷凍パイシートを解凍せずにそのまま焼いた場合におこること

冷凍パイシートをそのまま焼いてしまうと、いくつかの問題が発生することがあります。
解凍せずに使いたい方もいらっしゃるかもしれませんが、結果として理想的な焼き上がりにはならないことが多いです。

以下では、そのまま焼いた際にどのような問題が起きるかを詳しく説明していきます。

譲葉
譲葉

パイやキッシュなどの調理に使う際は、解凍してからの使用が望ましいです

均等に膨らまない

冷凍パイシートはその名の通り、冷凍された状態で保存されているため、層がうまく膨らむためには解凍が必要です。
そのまま焼くと、異様に一部が膨らんだり、逆に膨らまなかったりと、形がいびつになることが多いです。

これによって、見た目の美しさが損なわれ、特にアップルパイやスティックパイのような見た目を楽しむスイーツでは、がっかりする結果になりがちです。

パイの層をしっかりと膨らませたい場合には、事前に解凍する手間を惜しまないことが重要ですね。

フィリングやトッピングのおさまりが悪くなる

解凍せずに冷凍のままパイシートを使うと、生地が上の方に膨らみすぎてしまい、上に乗せたフィリングやトッピングが思うようにおさまらなくなります。

例えば、アップルパイを作る際に、リンゴを乗せる予定だった場所が膨らんでしまい、リンゴが落ちてしまうことも考えられます。

また、冷凍のままだと表面が硬いため、フィリングやトッピングがうまく密着しません。
パイ生地を使う際は少なくとも半解凍の状態で作業をすると、スムーズに進むでしょう。

生地を伸ばす作業ができない

『解凍せずにそのまま焼くとどうなるか?』という趣旨からは少し外れてしまいますが、冷凍状態のパイシートは非常に硬いため、型に敷き詰めたり、型抜きをする作業が難しくなります。

タルト型にパイ生地を敷き詰める場合や、好きな形にカットする場合、冷凍のままだと切れ目がガタガタになることが多いです。

さらに、力を加えすぎると、生地が割れやすくなってしまい、仕上がりが雑になってしまいます。
きれいに作業を進めるためにも、少し解凍して柔らかい状態で調理するのが望ましいですね。

スティックパイなどの切って焼くだけならば冷凍のままでOK

ただし、パイシートを切って焼くだけの簡単なスティックパイのようなレシピであれば、冷凍のままでも十分に対応できます。

特に、シンプルにカットしてグラニュー糖やシナモンを振りかけて焼くだけであれば解凍の必要はなく、手軽に楽しめます。

この場合でも、オーブンは必ず予熱してからしっかりと焼いて熱を通すことが重要です。
予熱を怠ると生焼けになってしまうことがあるので、そこだけは注意してくださいね。

譲葉
譲葉

均一に膨らまなかったり、焼き上がりの見栄えが悪くなることもあるので、パイシートは解凍してからの調理がおすすめです。

冷凍パイシートの正しい解凍方法

冷凍パイシートを使うとき、解凍の仕方はとても重要になります。
正しく解凍しないと、パイの焼き上がりに影響が出たり、作業がスムーズに進まなかったりすることがあります。

ここでは、冷凍パイシートの最適な解凍方法と、その際の注意点を詳しく見ていきましょう。

譲葉
譲葉

冷凍パイシートの適切な解凍の仕方を調査してみました!

冷凍パイシートは『半解凍』がおすすめ

パイシートはとても溶けやすい性質を持っています。
そのため、完全に解凍してしまうと柔らかくなりすぎてしまい、カットしにくくなることがあります。

特に、パイシートに含まれるバターが溶けだして、生地がべたべたしてしまうと、焼いたときにサクサク感がなくなり、仕上がりが悪くなってしまうのです。

そのため、完全に解凍するのではなく半解凍の状態で作業をするのがおすすめです。
半解凍なら、まだ生地がしっかりしているので、カットや型抜きがしやすく、層がきれいに焼き上がります。

冷蔵庫で数時間かけてゆっくり解凍させる

解凍方法の中でも、最も安全で確実な方法は冷蔵庫でゆっくり解凍することです。
冷蔵庫で時間をかけて解凍すると、急激な温度変化が少なく、生地が均一に柔らかくなるため、ベタついたり形が崩れたりしにくいです。

目安としては、パイシート1枚を冷蔵庫に入れて約2〜3時間が適切です。
また、解凍する際には1枚ずつラップに包んでおくと、生地同士がくっつかず作業がスムーズに進みます。
これなら、慌てることなく準備が整いますね。

急ぐ場合は10分程度室温において解凍する

時間がない場合は、室温で10分ほど放置しておくという方法もあります。
冷凍庫から出したばかりのパイシートをすぐに使うのは難しいですが、少し時間を置いておくと表面が柔らかくなり、カットや加工がしやすくなります。

ただし、気温が高い夏場などでは、長時間置きすぎると生地が溶けてしまうので、こまめに状態を確認しながら作業を進めることが大切です。
短時間でパイシートを使いたいときには、この方法が便利ですね。

解凍された状態のパイシートは再冷凍できない

一度解凍したパイシートを再び冷凍するのは避けた方が良いでしょう。
解凍後に再冷凍すると空気中の水分を吸収してしまい、生地がベタベタになってしまうからです。

再解凍すると、パイシートの層が崩れ、焼いたときにふんわりとした食感が失われてしまいます。
使う分だけを解凍し、残ったパイシートはすぐに密封して再び冷凍庫に戻しましょう。

これを守れば、いつでも使いやすい状態のパイシートをキープできますよ。

譲葉
譲葉

冷凍パイシートの使い方をしっかりマスターすると、作業もしやすいですね!

自分に合った冷凍パイシートの選び方

 
 

冷凍パイシートっていろんな種類があるけど、どうやって選んだらいいのかしら?

冷凍パイシートはさまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか迷うことがありますよね。
用途や好みによって選び方が変わりますが、ポイントを押さえれば自分にぴったりのパイシートを見つけることができます。

ここでは、冷凍パイシートを選ぶ際の重要なポイントを解説していきます。

譲葉
譲葉

冷凍パイシートを選ぶ際のポイントを調べてみました!

パイシートの形状で選ぶ

冷凍パイシートの形状には、主に角型丸型の2種類があります。

角型

角型は、パイ生地をそのまま使って正方形や長方形のパイを作るのに最適で、フィリングを包み込んだり、切り分ける際に無駄なく使えます。

家庭で一般的に使われるのはこのタイプが多く、アップルパイやミートパイなど多くのレシピに対応できる万能さが魅力です。

丸型

一方で、丸型のパイシートは、タルトやピザ風のパイを作るのに適しています。
型にフィットさせやすく、均等に敷き詰めることができるため、見た目も美しく仕上がります。

パイ包みや大きな一品料理を作る際にも活躍しますので、用途に応じて形状を選ぶと便利です。
どちらの形状を選ぶかは、作りたい料理に合わせて考えると良いですね。

パイシートのタイプで選ぶ

冷凍パイシートのタイプは、使用シーンによってさらに3つに分類されます。

シートタイプ

最も一般的なのがシートタイプで、生地が既に薄く伸ばされた状態で冷凍されているものです。
すぐに解凍して使えるため、初心者でも手軽に利用でき、アップルパイやピザ、キッシュなどに幅広く使えます。

ロールタイプ

次に、ロールタイプは、生地がロール状に巻かれて冷凍されているものです。
ロールタイプは自分で厚さを調整できるため、薄く伸ばして繊細なパイを作ることも、厚みを持たせたしっかりとしたパイを作ることも可能です。

自由度が高く、パイ作りに慣れた人に向いています。

固形タイプ

最後に、固形タイプは、ブロック状になった生地を自分で伸ばす必要があります。
こちらは本格的なパイ作りに適しており、力を入れて自分好みの厚さや形に整えたい方におすすめです。

手間はかかりますが、手作り感の強い仕上がりになります。
どのタイプもそれぞれの良さがあるので、用途や使いやすさに合わせて選んでくださいね。

油脂の種類で選ぶ

パイシートに使用されている油脂の種類も、食感や風味に大きく影響します。
主に以下の3種類があります。

発酵バター

発酵バターを使ったものは香りが豊かで、風味が強く、サクサクの食感が特徴です。
特にスイーツ向けのパイを作る際には、この発酵バター入りのパイシートが美味しい仕上がりを保証してくれます。

発酵バターを使用した生地は価格がやや高めですが、その分仕上がりは上質です。

非発酵バター(甘性バター)

また、非発酵バター甘性バターを使ったパイシートもあります。
こちらは発酵バターほどの強い香りはありませんが、控えめな風味で料理との相性が良く、特にミートパイや野菜のパイなど、食事系のパイに向いています。

使い方次第で、様々なメニューに合わせやすいのがポイントです。

マーガリン

バター以外の油脂としては、マーガリンを使ったパイシートも手軽で人気です。
価格が抑えられており、日常的に使いやすいのが魅力ですが、バターほどの風味は期待できないため、コスト重視の方や、さっぱりとした仕上がりが好みの方に向いています。

バターの種類や品質でパイの風味が変わるので、食材にこだわる方はチェックするといいですね。

ピケ入りかどうかで選ぶ

ピケとは、生地に小さな穴を開ける作業で、冷凍パイシートを選ぶ際に重要なポイントです。
穴を開けることで、生地が焼く際に膨らみすぎるのを防ぎ、均等な焼き上がりを実現します。

市販の冷凍パイシートには、あらかじめピケが施されたものも多く、特に初心者にはおすすめです。
ピケ入りのパイシートを使うことで、パイ生地が均等に焼け、見た目も美しく仕上がります。

ピケが入っていない場合、自分でフォークなどを使って穴を開ける必要がありますが、これを忘れてしまうと生地が異常に膨らんでしまったり、フィリングがこぼれ出たりする可能性があります。
手間を減らしたい場合は、あらかじめピケが入っているパイシートを選ぶのが便利です。

譲葉
譲葉

作りたいレシピに合わせてパイシートを選ぶといいですね!

パイシートをサクサクに焼き上げるコツ

 
 

冷凍パイシートを使って作った時に、裏面がべたっとしたり、上手に膨らまないことがある…
サクサクに美味しく焼き上げるコツってある?


パイシートを使った料理は、焼き加減ひとつで仕上がりが大きく変わります。
特に、外がサクサクで中がふんわりとした理想的なパイを作るには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

ここでは、パイシートをサクサクに焼き上げるためのコツを紹介します。

譲葉
譲葉

冷凍パイシートをサクサクに美味しく焼き上げるポイントを調べてみました!

完全に解凍される前に作業をする

パイシートは、完全に解凍してしまうと柔らかくなりすぎて扱いにくくなるため、半解凍の状態で作業を始めるのがおすすめです。

生地が冷えた状態だと、バターが流れ出さず、パイが層になりやすくなります。
特に、折りたたんだりカットしたりするときは、冷えた状態だと作業がしやすく、層がきれいに焼き上がります。

冷たさをキープしつつ、作業をスムーズに進めることがポイントですね。

カット断面に卵液や水を付けない

パイシートを焼く際に、カットした断面に卵液や水が付かないようにすることが大切です。
断面に水分が付いてしまうと、生地がくっついてしまい、パイの層がきれいに膨らまなくなってしまうんです。

特に、パイの端や切り込みを入れた部分には注意しましょう。
卵液や水を使ってパイをツヤツヤに仕上げるのは良いですが、断面は避けることを意識してくださいね。

生地は無理にのばさない

パイシートは、伸ばしすぎると層が潰れてしまい、サクサク感が失われます。
そのため、生地は無理にのばさないことが大事です。

もしサイズが合わない場合でも、少しだけ手で優しく広げるようにしましょう。
また、生地を無理に引っ張ると、焼いたときに形が歪んでしまうこともあります。
少し余裕を持って使うことが、パイを美しく仕上げるポイントです。

予熱はしっかり行う

オーブンを使用する際は、しっかり予熱することが重要です。
予熱を怠ると、生地が均一に焼けず、膨らみが悪くなったり、パイの底がサクサクにならなかったりします。

理想的な温度に達したらパイをオーブンに入れることで、全体が均一に焼けて、サクサクの仕上がりになりますよ。
予熱は忘れがちですが、特にパイ生地を使う際はしっかり準備しておくと良いでしょう。

予熱時に天板も一緒に予熱する

天板も一緒に予熱するのがおすすめです。
これにより、パイシートの底がすぐに熱され、全体が均等に焼けやすくなります。

冷たい天板に生地を置くと、下側がしっかり焼けないことがあるので、天板もしっかり温めてからパイを置くと、焼きムラを防ぐことができます。
少しの手間で焼き上がりが変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

中にフィリングを入れるときは冷めてからにすること

パイの中にフィリングを入れる場合、フィリングは冷めてから入れるようにしましょう。
温かい状態で入れると、生地が溶けたり、焼きムラができやすくなったりすることがあります。

フィリングが冷めていることで、生地がしっかりと焼き上がり、層が美しく膨らむんです。
特にアップルパイなどの果物系フィリングは、事前に冷やしてから使うと良いでしょう。

焼き色がつくまで扉は開けない

焼いている途中でオーブンの扉を開けると、温度が急激に下がり、焼きムラができてしまうことがあります。
焼き色がつくまでオーブンの扉を開けないようにして、均一な焼き加減を保つことが重要です。

焼き色がついた後に温度を下げて中までしっかり火を通すのが、パイをパリッと焼き上げるコツです。
扉を開けたい気持ちはわかりますが、我慢してしっかりと焼き上がるまで待ちましょうね。

焼き色がついてから、温度を下げて中まで火を通す

パイの焼き色がしっかりついた後は、オーブンの温度を少し下げて中までしっかり火を通すのがポイントです。
最初は高温で焼き色を付け、外側をサクサクに仕上げますが、パイの内部に火が通りきらないことがあります。

焼き色がついたら温度を下げてじっくりと焼くことで、外はパリッと中はふんわりとした食感を両立させることができます。特にフィリングを詰めたパイの場合、中までしっかりと火を通すことで、仕上がりがより完璧になりますよ。

譲葉
譲葉

ポイントを把握することで美味しいパイを作ることができますね!

パイシートを使用したおすすめメニュー

冷凍パイシートは、手軽に本格的なパイ料理を楽しむことができる便利な食材です。
ここでは、冷凍パイシートを使って簡単に作れるおすすめメニューをいくつか紹介します。

パイの食感や味わいを楽しみながら、アレンジ次第でおやつやおつまみとしても大活躍しますよ。

譲葉
譲葉

パイシートを使用して作るおすすめメニューをご紹介します!

アップルパイ

アップルパイは、パイシートを使った定番メニューの一つです。
冷凍パイシートを使えば、手間がかかる生地作りを省略して、市販のフィリングや自家製のリンゴの煮込みで簡単に作ることができます。

まず、リンゴを砂糖とシナモンで煮込み、冷ましておきます。
パイシートを型に敷き詰め、リンゴのフィリングを入れたら、上からもう一枚のパイシートを被せて形を整え、フォークで周りを押さえて密閉します。

オーブンで予熱し、焼き色がつくまで焼くだけで、外はサクサク、中は甘酸っぱいリンゴの味わいが楽しめる絶品のアップルパイが完成します。
アイスクリームを添えても美味しいですよ。

ソーセージパイ

ソーセージパイは、簡単で手軽に作れるおつまみメニューとしても人気です。
冷凍パイシートを広げて、ソーセージを巻くだけで作ることができるため、忙しい日のおやつやパーティーの一品にもぴったりです。

パイシートを長方形にカットし、ソーセージを端から巻きつけていきます。
巻き終わりをしっかりと閉じて、オーブンで焼けば、外がサクサクで中はジューシーなソーセージパイが完成です。

焼き上がった後、ケチャップやマスタードを添えると、さらに美味しく楽しめます。
簡単に作れるので、子どもたちにも喜ばれますよ。

チョコレートパイ

おやつにぴったりのチョコレートパイも、冷凍パイシートを使えばあっという間に作れます。
パイシートを少し伸ばし、板チョコを乗せてパイで包み、オーブンで焼くだけで濃厚なチョコパイが完成です。

ポイントは、焼く前にパイの表面に卵黄を塗ること。
これによって、パイがこんがりとした焼き色に仕上がり、見た目も美味しそうに仕上がります。
さらに、焼き上がった後にパウダーシュガーをかけると、おしゃれなおやつとして楽しめますよ。

スティックパイ

冷凍パイシートを使ったスティックパイは、手軽で見た目も可愛らしいおやつやおつまみとしておすすめです。
パイシートを細長くカットし、砂糖やシナモン、グラニュー糖をまぶして焼くだけでサクサクのスティックパイが出来上がります。

スティック状にすることで手軽に食べられ、見た目もおしゃれなので、パーティーやピクニックにもぴったりです。
簡単に作れる上に、好みに合わせてアレンジもしやすいので、トッピングを変えて楽しむのもいいですね。

キッシュ

キッシュは、パイシートを使った代表的な料理のひとつです。
特に冷蔵庫にある食材で簡単にアレンジできるため、家庭料理としても人気があります。

作り方は簡単で、パイシートを型に敷き、その上にベーコン、ほうれん草、玉ねぎなどの具材を乗せ、卵と生クリームを混ぜたアパレイユを流し込み、オーブンで焼くだけです。
具材にチーズを加えるとコクが増し、食べ応えがアップします。

パイシートを使うことで、生地作りの手間を省きつつ、サクサクとした食感が楽しめるのが魅力です。
朝食やランチ、おもてなしにもぴったりの一品です。

クロワッサン

クロワッサンも冷凍パイシートで手軽に作れるメニューの一つです。
クロワッサンは伝統的にはバターをたっぷり使った生地を何度も折り込む手間のかかる作業ですが、市販のパイシートを使えばこの作業を省略できます。

パイシートを細長い三角形に切り、内側に少量のバターやジャム、チョコレートなどを巻き込みながら形を作ります。
あとはオーブンで焼けば、外はサクサク、中はしっとりとしたクロワッサンが簡単に作れます。

また、クロワッサンの生地にアレンジを加え、具材を包み込んで焼くと、手軽なおかずクロワッサンも作れます。
ハムやチーズを挟んで焼くだけで、朝食や軽食に最適な一品になります

ミルフィーユ

ミルフィーユは、パイシートを使ったスイーツの中でも特に人気のあるメニューです。
サクサクとしたパイ生地と、滑らかなカスタードクリームの相性が抜群で、見た目も豪華なので、特別な日のおもてなしやデザートとして喜ばれます。

パイシートを薄く伸ばして焼き、層ごとにクリームを挟んで重ねていくのが基本的な作り方です。
クリームに加えて、季節のフルーツやチョコレートをトッピングすると、一層リッチな仕上がりになります。

また、市販のカスタードクリームを使うことで、手軽に本格的な味を楽しむことができるのもポイントです。
焼き加減や層の重ね方でサクサク感を調整し、自分好みのミルフィーユを作ってみてください。

ポットパイ

ポットパイは、パイシートを使った温かい料理の代表格です。
中にクリームシチューやグラタンを詰めた状態で、上からパイシートを被せて焼き上げると、見た目も楽しく、食べごたえのある一品が出来上がります。

特に寒い季節には、温かい具材とサクサクのパイ生地がマッチして、心も体も温まる料理として人気です。

作り方は、耐熱皿にシチューやカレーを入れ、パイシートを覆うようにかぶせてオーブンで焼くだけ。
焼き上がりにパイシートがふっくら膨らむ様子も、食卓を華やかにしてくれます。
具材は鶏肉や野菜、海鮮などお好みに合わせてアレンジ可能ですので、冷蔵庫にあるもので簡単に作れるのも魅力です。

譲葉
譲葉

スイーツもおかず系もどっちも美味しそう!

“パイの帝王”カラム・フランクリン初の料理本!

使いやすくておすすめの冷凍パイシート4選

冷凍パイシートには様々な種類がありますが、用途や仕上がりの好みに応じて選ぶことで、より美味しいパイを作ることができます。

ここでは、使いやすくておすすめの冷凍パイシートをいくつか紹介します。
自分に合ったものを選んで、料理の幅を広げてみましょう。

譲葉
譲葉

使いやすくて人気の冷凍パイシートを4種類ご紹介します!

グルメソムリエ 冷凍 パイシート

グルメソムリエの冷凍パイシートは、144層にも折り重ねられた生地が特徴で、焼き上がりはサクサクの食感が楽しめます。ニュージーランド産のバターをふんだんに使用し、風味豊かなパイが簡単に作れます。

1枚約40gで、サイズも10×10cmと使いやすく、個別にシートが挟まれているため、1枚ずつ解凍して使えるのも便利なポイントです。

ポットパイやキッシュ、デザートまで幅広い料理に対応可能で、冷凍庫に常備しておけば、いつでも手軽に本格的なパイ料理を楽しめます。

明治 パイシート 260g(2枚入)

明治のパイシートは発酵バターを使用しており、144層に折り込んだ本格的なパイシートで、安定してサクッとふっくら焼きあがります。豊かな香りとサクサクの食感が楽しめる本格的な商品です。

18×18cmの大きめサイズでホールのアップルパイやパイ包み、キッシュなど大き目のパイ料理を作るのにも適しています。
お手頃な価格で、本格的な仕上がりが楽しめる点も魅力です。

ニップン 発酵バター入りパイシート 2枚入り 320g

ニップンの発酵バター入りパイシートは、発酵バターならではのリッチで風味豊かな味わいが楽しめます。
北海道産小麦と生クリームを使用しており、しっかりしたコクとサクサクの食感が特徴。

18×18cmの使いやすいサイズで、クロワッサンやアップルパイなどの料理にも最適です。
ピケ入りで焼きムラが少なく、初心者でもきれいに仕上がるので、家庭で本格的なパイを楽しみたい方やタルトなどを作りたい方にもおすすめです。

フィリングを入れてもしっかりと包み込むことができるため、スイーツだけでなく、キッシュやパイ包み焼きにも最適。
使い勝手が良く、定番アイテムとしても使えます。

ベラミーズキッチン パイシート

ベラミーズキッチンのパイシートは、ニュージーランド産バター100%を使用し、自然な風味が楽しめるのが魅力です。
1枚150gのパイシートが2枚入りで、バターのリッチな味わいとサクサクの食感が家庭でも簡単に再現できます。

原料は小麦粉・バター・食塩のみと無添加でシンプルな材料なので、お菓子作りだけでなく、食事系パイにも最適。
デザートパイやポットパイなど、多用途に使える高品質な冷凍パイシートを探している方や材料にこだわりたい方にぴったりです​。

譲葉
譲葉

大きさや使用している素材で選ぶとよさそうですね!

冷凍パイシートは半解凍にして調理するのがおすすめ!

今回の記事では
・冷凍パイシートを解凍せずにそのまま焼いた場合におこること
・冷凍パイシートの正しい解凍方法
・自分に合った冷凍パイシートの選び方
・パイシートをサクサクに焼き上げるコツ
・パイシートを使用したおすすめメニュー
・使いやすくておすすめの冷凍パイシート4選

についてお伝えしてきました!

冷凍パイシートは、使い方次第で様々な料理やスイーツを簡単に楽しめる食材です。
しかし、解凍せずにそのまま焼くと膨らみが不均等になったり、トッピングがうまく乗らなかったりと、思わぬ仕上がりになることもあります。

正しい解凍方法を理解し、冷たい状態で扱うことで、パイがサクサクと美味しく焼き上がります。
おすすめの冷凍パイシートやレシピも活用しながら、家庭で本格的なパイを手軽に楽しんでみましょう。
冷凍パイシートを上手に使いこなして、毎日の料理やおやつに彩りを加えてくださいね。

譲葉
譲葉

冷凍パイシートは解凍せずにそのまま焼くと、形がいびつになったり上手に膨らまないこともあります。
半解凍の状態にして、とけきらないうちに手早く作業するのがおすすめです。

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